新国立競技場の設計者にもなった隈研吾さんの著書「建築家走る」の文庫版です。
著者は「反・20世紀」的建築の旗手として知られていますが、この本では、中国をはじめ世界中でのプロジェクト、「反・20世紀」的建築を目指すようになったいきさつ、歌舞伎座(5代目)・亀老山展望台・水/ガラス(ATAMI 海峯桜)・森舞台・石の美術館・那珂川馬頭広重美術館・竹の家・アオーレ長岡等の代表作ができた経緯や思想、東日本大震災と建築といったテーマについて綴られています。
今、世界を疾走する建築家の考えが率直につづられており、フリーのプログラマーである私も共感するところがとても多かったです。
特に森舞台や石の美術館を建てる時の工夫の数々は読んでて楽しくなります。
実は私も知らないうちに隈さんが設計した建物を何回か訪れていました。
la kagu
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